ミッドガルドの異変(3) 狙われた都市と黒い噂…国内

2003.06.30


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◆弓手の村 フェイヨン

深い山奥に位置するフェイヨンでも、モンスターの襲撃を受けた。

普段から不死者の脅威に脅かされているフェイヨンは、聖職者達が常に滞在しており、アーチャー・ハンター達も防衛にあたる強固な守りを誇る村だった。しかし、グラストヘイムや他の都市に義勇軍の人員を割かれ、フェイヨンは非常に手薄となっていたようだ。

モンスター達の襲撃を受け、フェイヨンから逃げ出してきた聖職者は「襲ってくるモンスターは、明かにフェイヨンの洞窟には居ない奴ら殆どだった。正直言って、襲ってくるのはゾンビやムナック共だと甘く見ていた部分もあった。義勇軍は善戦してくれたようだが、残念ながらフェイヨンは陥落してしまった…。この傷が癒えたら、私もフェイヨン奪還の為に再び戦いに行くつもりだ」と語っている。

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グラストヘイムの強敵と対峙する
義勇軍の戦士たち。


フェイヨンは狭い村のせいか、
戦地が集中し、混戦状態となった。

今回陥落したモロク・フェイヨンに関して、首都防衛の為に多くの物資が両都市に集められていることが、先ほどカプラサービスの発表で明かになり、どうやらモンスター達はその物資を狙って襲撃の手を強めていたようだ。カプラサービスのグラリス嬢の機転により、物資は奪われずに済んだようだが、現在この物資を巡って黒い噂が流れている。

モロク・フェイヨンは、自治的な性格が強い為、プロンテラにとっては好ましくない存在であり、予め物資をモロク・フェイヨンに保管させ、その情報をモンスター達に流し、敵勢力をモロク・フェイヨン集中させたのではないかと囁かれている。事実、ゲフェンやイズルード等には防衛軍を派遣したプロンテラも、モロク・フェイヨンには義勇軍に対応を委ねていた。これに対し政府は「人員が足りなかった為と、位置的にモロクとフェイヨンは離れすぎていて、派遣できなかった」とコメントしている。

現在モロク・フェイヨンでは、義勇軍が奪回の為の戦いを始めている。