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RAGNAROK THE ANIMATIONのクルセイダーを検証しよう！

■検証7、ロアン達の道のり

さて、アニメを見ていた誰もが思ったであろうロアンのクルセイダーへの転職の早さについて検証しよう。
ロアンが♀クルセイダーに「僕も一緒に連れて行ってください」と言った次の14話で既にロアンはクルセイダーに転職していた。
早い、早すぎる。もうちょっと♀クルセイダーとの修行の日々をだな･･･。

･･･まあ、いい。
アニメへの批評ではなく検証が目的なのだからな。

アニメの展開を真に受けると「ロアン♀クルセに会う→ユーファ達アルデバランに着く→ロアンクルセに」となるが、
それは時間的に無理があると思うので、ロアンが♀クルセに会ったのとユーファ達がアルデバランに到着したのは
時期が大きく違う、と解釈してしまおう。

ロアンとユーファ一行の12話から15話の動きを纏めるとこうなる。

第12話 第13話 第13話 第13話 第14話 第15話
ユーファ達 モロク _ _ アルデバラン アルデバラン アルデバラン
ロアン モロク 炭坑 プロンテラ イズルード アルデバラン (プロンテラ)
アルデバラン
_ ロアン別行動 _ 武器修理 ♀クルセに会う _ 転職、キーオと対峙

アニメを見ていない方に説明しておこう。
12話では自分よりも他の男を頼るユーファに「僕じゃだめなんだ」とロアンが気を落とし、その後彼らの元から失踪する。
そして12話の最後でアサシンギルドのマスターが「アルデバランがッ･･･！」とアルデバランの危険を示唆するような事を呟く。
それをきっかけにユーファ達はアルデバランに向かったのだろう。

そしてもう一つ、14話の最後でロアンがクルセとなって登場した後、15話の冒頭でロアンの転職シーンがあった。
このことから多少出来事が前後しているものと思われる。

では次に、彼らの行動を地図で纏めてみる。

少々見にくくてすまない。
赤がユーファ達の道のり、黄色がロアンの道のりだ。

ユーファ達はモロクを経由してその後まっすぐ目的地のアルデバランに向かい、
ロアンは町を経由しながら(アイテムなどを補給しながら)
移動していったと解釈する。

また、空間移送は使用しなかったとする。

■ユーファ達の行動

まずはユーファ達の行動について考えよう。

アサシンギルドのマスターは「アルデバランがッ･･･！」と言ったのみで、具体的にどうしたとは言わなかった。
実際にはアルデバランの時計塔内部がモンスターだらけになっていた。
それに大して何故アサシンギルドのマスターが驚いたのかはわからない。理由は色々思いつくが、ここでは省く。
兎に角アサシンギルドのマスターが驚愕する理由があったらしい。

そしてユーファ達がアルデバランに向かった理由は、次の二つだ。

１：アルデバランの話を聞き、助けに行こうと思い立った。
２：アサシンギルドのマスターに依頼された。

１は単純な理由だ。
２は、マスターが驚くくらいだから恐らく不利益になるようなことがあったのだろう。
それの解決をユーファ達に依頼したのではというのが根拠だ。
そのようなことをユーファ達に頼むかどうか疑問ではあるが。

さて、この時既にロアンは失踪しているだろうと思われる。
他の男に女を取られちゃったからな、何時までもその場に居るのは辛かろう。

当然ユーファ達はロアンの行方を捜すだろう。ロアンが砂漠で迷ってしまった事も考えるはずだ。
(ロアンがモロクを経由で移動していれば、その情報がすぐに伝わってくるだろうが)。

また12話でイルガ(仲間のアサシン)の傷が癒えるまでアサシンギルドに滞在しては･･･というセリフがあることから、
長い期間アサシンギルドに滞在していたものと考える。実際には完治せず、15話で彼の傷口が開いてしまうわけだが。
「治ったんじゃなかったのか」というセリフから、治ったフリをしていたらしい。

その後モロク、プロンテラ、アルデバランという道のりをとるわけだ。

■ロアンの行動

ユーファ達のもとから失踪したロアンは、自らを鍛えるために各地を放浪する。
モロクを通り、炭坑に向かうためにゲフェンへ。そしてそこで剣が壊れるまで鍛錬を積み、
剣を修理するために首都プロンテラへ。そこでローグ一行と出会い、イズルードに向かう。
そしてイズルードＤでクルセイダーに会い、彼女についていくわけだが、これだけでもかなり長い時間が経過しているように思える。

上の地図でロアンの道のりはイズルードまでしか描かれていないのだが、これには理由がある。


13話の最後、ロアンとクルセイダーはイズルードの船着場にいた。
クルセイダーは船を待っているのであろう。

イズルードから出る船はアルベルタとバイラン島行きであることから、この二人はアルベルタに向かったと思われる。
その後どのような道のりを経て転職に至ったのかはわからないが、その間クルセイダーに鍛錬をつけてもらっていたのであろう。

転職したロアンがそのまままっすぐアルデバランに向かったとは考えにくい。
なぜならロアンはユーファ達と別れてからユーファ達の所在を全く知らないのだから。
ロアンは恐らく再びアサシンギルドに戻り、ユーファ達が何処に向かったのか知り、その後アルデバランに向かったのではないだろうか。

以上のことをもう一度まとめてみる。

ユーファ一行 ロアン
イルガの傷を癒すために暫くアサシンギルドに滞在。
行方不明のロアンを探す。		 ユーファ達のもとから失踪、炭坑に向かう。
_ 炭坑で鍛錬。武器が壊れプロンテラの精錬所に向かう。
そこでローグ達と出会い、イズルードへ。
_ イズルードでクルセに会い、彼女に同行。
アルベルタへ向かったと思われる。
アルデバランへ向けて出発。 クルセになる為に鍛錬を積み、転職へ。
暫く(献身を覚えるまで？)再び鍛錬を積む。
アルデバランに到着。 ユーファ達に会いにアサシンギルドへ。
しかしそこには既にユーファ達はおらず、
遅れてアルデバランへ。
_ アルデバランに到着。

ロアンの転職の早さをなんとか説明付けようと頑張ってみた。
少々強引ではあるが･･･。

何にせよ、転職までもうちょっと引っ張って欲しかったというのが本音だ。


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