遠征報告:横須賀市民割を堪能しました!2017.02.03
どうも青葉です。
2月です。
先日は雪がチラついたりもしましたが、寒い日々は……そんなでもないですね。
さて、毎年2月の観光閑散期に横須賀では【横須賀市民割】というサービスが行われます。
具体的に言うと、
横須賀市内の観光業者や飲食店が市民向けに割引サービスなどを1か月間行ってくれるのです。
まあ横須賀市民割というだけあって、対象者は横須賀市民。
青葉は横須賀のフリしていますが厳密には違うため、これまでは対象外だったのですが、
(隣の市に住んでいます。ロールプレイロールプレイ)
今年からは三浦半島全市(横須賀、鎌倉、逗子、葉山、三浦)と
友好都市(会津若松市、富岡市)の住民にまで対象を拡大してくれました。
これなら青葉も恩恵にあずかれます。
特に青葉的には横須賀港を巡る「軍港めぐり」が半額になるのが嬉しいところです。
という事で、横須賀へGO!
ちょっとした要件でお休みを取ったので横須賀へやってきました。
まずは腹ごしらえとばかりに汐入の「MIKASA CAFE」へ。
こちらでは横須賀海自カレーの「掃海艇はつしまカレー」が
市民割で価格、1200円⇒700円に。
提供されていたのは単品商品ですが、
海上自衛隊が使用しているステンレスプレート(通称:テッパン)に
カレーのほかにサラダ、おかず、牛乳等を載せたスタイルのもあります。
その場合は1620円(税込)
大きめにカットされた野菜がごろっと入っていますね。
食べてみると美味しさのあとに辛さがこみ上げてくる感じですねえ。
横須賀海自カレーの公開資料によると「ソテーした鶏ガラを半日かけて作ったスープから作るカレーは旨みたっぷり、秘伝の隠し味がさらにコクを豊かにします。」とのこと。
それを解説できるような舌でなくてすみません。
美味しかったので、機会があればテッパンに載せたのも味わってみたいですね。
こちらでは「ハイスクール・フリート(はいふり)」コラボでは
ミーちゃんことヴィルヘルミーナ……
(カンペ見て)
ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・ インゲノール・フリーデブルクちゃん担当店舗であったため、店内にマフラーを付けた等身大の立て看板がありました。
なんでも青葉が耳にした話では、昨年行われたコラボの担当店舗には
「はいふり」の版権元、アニプレックスより無期限貸与がされているのだそうです。
アニメで街興しというのは様々なところで行われていますが、
こういうのはファンとして嬉しい限りですね。
個人的には「はいふり」は、
これまでの横須賀が行ってきたアニメコラボの中では比較的良い実績を築きつつあるので
今後も続いて行って頂きたいものです。
閑話休題。
はつしまカレーでお腹を満たし、本命の軍港めぐりへ。
軍港めぐり自体はワレアオバを始めてから何度も乗船しているのですけれど、
取り上げたことは無かったですね。
この時期は年末に帰港した米海軍の原子力空母がいることが多いので
軍港めぐりには最適なのですが、展望デッキで見ようとすると寒いのが難点です。
今日は比較的に寒くはないのですが、訳あって室内からの見ます。
前の回の遊覧船が戻ってきて次の準備をしている間に……
お? 何か護衛艦が入港してきましたよ。
艦番号に107とあるので、
むらさめ型護衛艦の7番艦「いかづち(DD-107)」ですね。
入港などはなかなか見えることではないのでいいタイミングです。
乗船しました。
普段は上の展望デッキのほうに行ってしまうので
船内で見るのは初めてですねえ。
そして出港です!
出港してまず見えた第1号ドックには珍しく艦艇が入渠中。
見た感じでは何のフネかわかりませんが、
米海軍の艦艇が入っていることはあまりないので、海自の掃海艇とかですかねえ。
ドックを過ぎると第2潜水隊群司令部前には、
おやしお型潜水艦。
船尾の十字舵でタイプはわかりますが、
艦番号が無いのでどのフネかはわかりませんね。
遊覧船に手を振ってくれました。
第5号ドックにはタイコンデロガ級巡洋艦が入渠中。
艦名は解りません。
数日前(1/31)に同級艦の「アンティータム」が横須賀沖で座礁して
油が流出したという事故がありましたが……
さすがに入渠するには早すぎでしょうねえ。
その先にはそうりゅう型の潜水艦。
こちらは船尾のX舵が特徴ですが、どのフネかわからないのは同じ。
ちなみに海自の潜水艦部隊はヴェルニー公園から湾を挟んだ向こう側の
米海軍基地の側に停泊しています。
たまに横須賀総監の桟橋にもいるのですが、
青葉はこれまでイベントを除けば1度しか見たことがありません。
東京湾に向けて進んでいくと
米海軍のイージス艦が出航準備を進めているところに出くわしました。
タグボートがやってきて旋回を補助しています。
何度かヴェルニー公園からは見たことがありますが、軍港めぐりで見るのは初めてですねえ。
艦名が見えました。
アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド(DDG-62)」ですね。
そして12号バースには、ニミッツ級航空母艦「ロナルド・レーガン(CVN-76)」
全長333mは東京タワーを横にした長さ。
就任直後の公開で乗艦しましたが、まあとにかくでかいフネでした。
あれ以来、ちょくちょくとレーガンに乗れる限定ツアーの募集が
米海軍司令部のツイッターアカウントで行われていますが……
全く箸にもかかりせんねぇ。
東京湾側に設置された消磁施設の近くに護衛艦がいました。
艦番号の152からすると、あさぎり型護衛艦の2番艦「やまぎり(DD-152)」。
艦齢30年近いロートル艦で一時は練習艦に艦種変更されましたが
諸々の理由で護衛艦籍に復帰。
2016年に海自護衛艦としては初の女性艦長を迎えた艦として知られています。
その向こうには米海軍のミサイル駆逐艦。
アップで撮って艦番号が見えました。
アーレイ・バーク級の「バリー(DDG-52)」。
もう1隻、写真撮ったのですが……
これは浮きドック艦だったかな。
※米海軍の機動揚陸プラットフォーム「モントフォード・ポイント」という船で、
LCACなど揚陸艇の離着を行う洋上の桟橋の様な役割をするそうです。
現在就役しているのは世界で2隻のみという貴重な船でした。(もう1隻建造中)
遠征ドック型運搬艦ともいうみたいです。
参考:機動揚陸プラットフォーム
吾妻島の周囲を回るように進み、長浦港に入ります。
長浦港には昔の聯合艦隊司令部にあたる自衛艦隊司令部があるのですが、
司令部近くの岸壁に護衛艦がいることは稀で、
だいたい海洋観測艦などの自衛艦艇がいることが多いですね。
この日も
「わかさ(AGS-5104)」と「しょうなん(AGS-5106)」
そして「にちなん(AGS-5105)」と海洋観測艦がそろい踏みでした。
長浦港の真ん中には艦番号の無い艦艇が2隻。
これは昨年(2016年)に退役した掃海艦「やえやま」と「つしま」の2隻。
世界最大級の木造艦艇でしたが
木造建造の技術が失われつつあることから
繊維強化プラスチック(FRP)製の艦艇に後継を譲って退役となりました。
艦尾に艦名がうっすら残っているのが見えて物悲しいですね。
その他、長浦港には潜水艦救難母艦「ちよだ(AS-405)」の姿もありました。
この娘も就役から30年を越え、代替の潜水艦救難艦「ちよだ(ASR-404)」が建造されるので
来年くらいには退役の予定なんですよね。
長浦港から新井掘割水路を抜けると横須賀港に戻ります。
吉倉桟橋にはたかなみ型護衛艦「おおなみ(DD-111)」と
補給艦「ときわ(AOE-423)」の姿がありました。
ふと見ると先ほどは横須賀港外にいた「やまぎり(DD-152)」が入港中。
うーん、今日は出港やら入港やらが良く見られますねぇ。
あまりこういう機会はないのでラッキーでした。
軍港めぐりでは乗船チケットに記載されたの番号が当たれば
海自カレー缶が貰えるのですが……生憎とはずれでした。
代わりに今年になって新しく発売された「ちびしま」カレーの缶を買って帰りました。
今日は船内からの見学で、写真はあまり良いのは撮れませんでしたが、
いろいろ見えてよかったです。
まだ2月は始まったばかりなので、また乗りたいと思います。
以上、青葉でした。
横須賀市民割2017 ~三浦半島の人に「横須賀」の良さを知ってもらおう~
期間:2017年2月1日~28日
URL:http://yforum.jp/shiminwari.php