鎮守府新聞ワレアオバ│Naval District Newspaper Ware Aoba

遠征報告:横須賀市民割で軍港めぐり(2回目)
2017.02.25

どうも、青葉です。

2月もあっという間に終わりそうです。
年を取ってからというものの、月日の経つのが早すぎますねえ……

【横須賀市民割】も末日で終わってしまうので、
もう一度軍港めぐりに行こうと皆野司令(横須賀市民)を誘って行くことにしました。


横須賀に到着しましたが……

逸見岸壁には「むらさめ(DD-101)」が1隻のみ。

吉倉桟橋も見た限りでは「てるづき(DD-116)」のみですねえ。

ちなみに「てるづき」は近々派遣海賊対処行動第27次水上部隊として
ソマリア海沖に派遣されるそうなので、しばらく見られなくなります。


第2潜水隊群司令部前にはおやしお型潜水艦が1隻のみ。
ホント、今日は少ないですねえ。

このような閑散とした状態を「横スカ」と呼んだりするそうです。
いわゆるハズレを意味する「スカ」を掛けているのでしょう。
上手いこと言ったものですね。

こういう時の軍港めぐりは寂しいですねえ。
まあ、仕方がないのですけれど。


皆野司令と合流して軍港めぐり出発。
今回は展望デッキから楽しみます。


おやしお型潜水艦にちょうど乗組員が整列していました。

遊覧船が近づくと一斉に帽振れをしてくれました。

だいたい舷門を警備している2名程度しかいないことが多いのですが、
あんなに多いのは珍しいですね。


5号ドックのタイコンデロガ級はいまだに入渠中。

その先にはおやしお型潜水艦がもう1隻。


HMP(ハーバー・マスター・ピア)にはアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の
「ジョン・S・マケイン (DDG-56)」(手前)と「カーティス・ウィルバー (DDG-54)」(奥)。

マケインの方はスベイレーダーを整備中みたいですね。


6号バース(右)にはタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「シャイロー (CG-67)」、
7号バース(左)には同型の「アンティータム (CG-54)」でしょうか?

となると、5号ドックに居たのは「チャンセラーズビル (CG-62)」ですかねえ。


8号バースにも整備中のアーレイ・バーク級がいましたが艦名は読み取れません。

そして軍港めぐりの目玉。

12号バースのニミッツ級航空母艦「ロナルド・レーガン (CVN-76)」。

「ジョージ・ワシントン(CVN-73)」が横須賀を母港としていたころは
だいたい3月くらいには出港していていたのですが、
「レーガン」は昨年も5月くらいまで居ましたし、今年はどれくらいまで見られますかねえ。

アナウンス曰く「人がいたら探してみて大きさを比較してみてください」とのことなので。
探してみていたら……居ました。
望遠レンズで撮影してみて、さらに引いて撮ると……
このような感じ。でっかいです、本当に。


空母「信濃」を建造した6号ドックにも1隻入渠中でした。

艦名は読めませんけど第7艦隊旗艦の「ブルー・リッジ(LCC-19)」でしょうかねえ。

米海軍基地を離れていくと横須賀消磁所が見えてきました。

よく見るとその向こうには第二海堡が。

東京湾には多くの船が行き交うのですが、大きな船が1隻。
艦尾には「LUNA SPIRIT」とあります。
調べてみると日産自動車の自動車運搬船らしいです。

住友重機械の追浜造船所のところにも大きな船が。

「UNITY VENTURE」と見えます。原油タンカーみたいですねえ。

吾妻島を回り込む際に、追浜側から1隻の船が出航していました。

日藤海運株式会社の省エネ型自動車運搬船「日王丸」。
日産追浜工場で生産されたリーフなどを関西・九州へ輸送する
国内海上輸送用(内航船)として運行されているそうです。

さて長浦港の自衛艦隊司令部のある船越基地には

海洋観測艦「にちなん(AGS-5105)」がいました。

長浦港も今日は艦艇が少なめ。


先日も見ました退役掃海艇「やえやま」と「つしま」。

艦尾の塗りつぶされた艦名も比較的解りやすく撮れました。
いつまでここに係留しているんでしょうねえ。


その他には潜水艦救難母艦「ちよだ(AS-405)」。
その奥に掃海艇がいるようなのですけど、艦番号が読み取れませんねえ。

そして後ろ向きですが「輸送艇2号(LC-2002)」がいました。

沿岸部僻地や離島部への人員や物資の輸送に使用される艦艇で
艦首の門扉(バウ・ドア)と道板(バウ・ランプ)を備え、
海岸などに乗り上げ、艦首の門扉を開いて道板を降ろして揚陸を行います。

長浦港でたまに見かける程度なのですが、だいたい後向きなのですよね……
今回も写真に写った艦尾側の番号「LC02」でようやくわかる程度でした。
側面からとか見てみたいのですが、なかなか公開もしてくれないのです。


新井掘割水路から横須賀港へ。


特務艦「はしだて(ASY-91)」がいました。
先日見たマスト部分のブルーシートは無くなっていますね。


吉倉桟橋のY-4には試験艦「あすか(ASE-6102)」と
Y-3にあさぎり型護衛艦「やまぎり(DD-152)」。


「あすか」は最近新型のミサイルの試験を行ったと耳に挟んだので拡大して撮ってみました。
発射筒の台が残っていますね。


そしてY-1には「てるづき」。
何か前部の主砲付近に人だかりが居ますね。
見学とかでしょうか。


そして逸見岸壁の「むらさめ」。
「むらさめ」は先日の入渠でCIWSを新しいものに交換したとのことで、
艦橋の前にあるCIWSのセンサードームがやや灰色っぽくなったのと、
その横にカメラみたいなセンサーが増えていますね。


そして最後にヴェルニー公園の陸奥主砲。
そろそろ運んできて半年が経過するところですが、いつから公開なんでしょうねえ。

艦艇こそは少なかったものの、色々な視点で楽しむことが出来ました。
また機会があれば乗船したいですね。

以上、青葉でした。

横須賀市民割2017 ~三浦半島の人に「横須賀」の良さを知ってもらおう~

期間:2017年2月1日~28日
URL:http://yforum.jp/shiminwari.php

青葉写真館
本文で紹介できなかった写真たち

せっかくなので、甘味処伊良湖に行ってきました。

待機所には早々と大和さんと武蔵さんの親王飾り(平飾り)。


店内には3段飾りと……

ラバーストラップのこれは何と言えばいいんでしょうかねえw


2月は給糧艦「伊良湖」が進水した2月14日を記念してのスペシャルメニューを展開中。
コースメニューは予約制とのことですが、ちょっとお高い感じがしますねえ。

皆野司令が注文したのは

ビスマルクピッツァ

伊良湖最中天麩羅mode

青葉の注文は

伊良湖最中キッシュ風

アクィラのよしよしドルチェ

堪能しました。
まあ伊良湖さんの特徴は最中なのでしょうけど、
そこまでメニューに最中の皮を使わなくても……(汗


2月のオリジナルグッズはアクィラさんと多摩さんのマフラータオル。
一点でも描き下ろしの商品があればなあと思うのですけど

出口のレジ近くには伊良湖さんのお誕生日を祝うメッセージがいっぱい。

……こちらのお店って、こんなに来ていたんですね(ヲイ

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