横須賀海軍カレー本舗「加賀カレー」│鎮守府新聞ワレアオバ

遠征報告：加賀カレーを食べに行きました！
2015.09.05

どうも、青葉です。

8月27日、いずも型護衛艦2番艦「かが」が無事に進水しました。

出典：横須賀地方総監ホームページ　（http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/news/27/17.html）

青葉が事前に仕入れていた情報では
「いよいよ来たか」「今年ならでは」のキーワードを拾っていました。

加賀さん（航空母艦加賀）の存在や、今年金沢まで延伸した北陸新幹線を考えると納得できますけど、
発表直後は「そう来ますか！？」な意外な名前でしたねえ。

青葉が発表以前に見た限りでは、こちらの方が「かが」の名前を挙げていました。
どこかから漏れ伝わってきたりしているんですかねえ？

就役は来年の3月とのことなので、楽しみですねえ。

9月1日。
横須賀で艦これインスパイアカレーを提供している
「よこすか海軍カレー本舗」さんが新メニューの販売を開始しました。

それが「加賀カレー」です。

モチーフ元は鎮守府きってのクールビューティ、加賀さんの前身である「空母加賀」

飛行甲板をイメージした大きなチキンカツを1枚載せ、
カレーは横須賀産牛肉を使用したビーフカレー。
注文すると零式艦戦二一型のペーパークラフトが貰えるとのことです。

カレー本舗10周年記念第2弾として、限定1000食の販売というアナウンスでしたが、
ＧＷ中の「比叡カレー」各日先着50人限定に比べると余裕がありますね。

よこすか海軍カレー本舗さんも平日はそんなに数が出ないでしょうから
慌てることは無いと思うのですけど……

Twitterでは話題になった翌日から「チキンカツが売り切れてポークカツでと言われた」など
平日に暇な人が多いなと社会の行く末を不安にさせてくれましたねえ。
（大学生とかはまだ夏休みなんでしょうけど）

さて、青葉は9月5日に訪問しました。

開店30分ほど前に到着したのですが、思っていたより人は少なめでした。

順番待ちのリストに名前を記入してお土産屋さんになっている１階をうろうろと。

呉の「間宮羊羹」が販売されていました。
こちらは呉の老舗和菓子店、蜜屋さんと呉青年会議所が企画・販売しているもののようですね。

青葉の調査では「間宮羊羹」復刻プロジェクトなるもので
呉風月堂さんからも「間宮羊羹」が販売されているそうです。

……便乗商売ですね。いえ、悪い意味ではなく。

日持ちすることもあるので（賞味期限２年）、青葉も一つ購入しておきました。

あとは昨年末の第３回CG1カレーグランプリ（佐世保）で優勝した
護衛艦「こんごう」のレトルトカレーが販売されていました。

地方の限定の商品が手に入るのは本当にありがたいですねぇ。

11時より開店となり、青葉も1巡目で入店できました。

さっそく「加賀カレー」を注文。
周りの人もだいたい同じようでした。

加賀量産の暁には連合国軍など一捻りなのです！
まあ、艦載機と熟練搭乗者も量産できれば……

「加賀カレー」が来ました。
デコレーションは自分でということなので……

「やりました」
ちょっと「カ」の字がうまくできませんでしたねえ。

お遊びはここまでで実食します。
赤城さんが。

はい。僭越ながら……
一航戦赤城、参ります。

私が聞いた情報ではボリューム感があるとのことでしたが
ご飯は標準的よりも少ない感じがしますね。

カツも大きすぎるということもなく、普通サイズよりは少し大きいくらいです。

頂いてみると、やはりカレー自体が美味しいです。

海軍カレーはシチューと同じイギリスに端を発する煮込み料理ですので、
辛さよりも濃厚な美味しさが勝るのが特長ですね。
中辛ということですが、あまり辛くは感じません。

入っている牛肉もよく柔らかく煮込まれていて美味しいです。

チキンカツは物足りないかなと思ったのですが、
濃厚な味わいのカレーと一緒に食べると、あっさりした感じが良く合いました。

ジューシーなポークカツだともう少し脂っぽいこってりとした感じになるかもしれません。
それはそれであっていいとは思いますけど。

総じて見ますと、メニューとしての完成度は高いですね。
限定ではなく、レギュラーメニューでも良いと思います。

ただし、付属の飲み物を冷たい珈琲にしたのですが、カレーと一緒に持ってこられたので、
食べ終わる頃にはすっかりと薄まってしまっていたのが残念です。

暖かい珈琲は食後に持って来られるようですので、同じようにしていただければ良いと思います。
これは味よりもサービスの問題ですね。