鎮守府新聞ワレアオバ│Naval District Newspaper Ware Aoba

遠征報告:のりものフェスタに行ってきました(1/2)
2016.06.11

どうも、青葉です。

今年ものりものフェスタがやってきました。
のりものフェスタといえば艦船公開ですよ。

今年は世界最大級の木造掃海艦「やえやま」が6月28に退役することもあり、
公開艦艇として選ばれるのではないかという話も聞かれたのですけど
前日の様子をツイッターなどで確認したところ、
「いずも」で準備が進められているという話を聞き、
青葉もちゃくちゃくと準備を進めておりました。

6月5日に関東は梅雨入りをしていたのですけど、
幸いにも当日はピーカン晴れ。

先行して現地入りしていたごむを司令官からの通信によると
「いずも」が10時公開の予定より早く始まったとのこと。

何で!?と思いつつも
青葉は所用により追浜の雷神社にいたのでした。


所用ついでに拝殿にお参りすると茅輪神事(ちのわしんじ)が行われていました。

一時期は艦これ痛絵馬であふれていましたが、今は1枚だけありました。
もう1枚……これも痛絵馬といっていいのでしょうか?


追浜にはかつて山本五十六提督が設置した海軍航空技術廠あり
海軍航空機の研究などが行われていました。
また横空こと横須賀海軍航空隊追浜飛行場もありました。

大戦末期に開発されたロケットエンジンの局地戦闘機「秋水」は追浜で試験飛行を行っています。
基地航空隊が開隊しましたから、「秋水」もそのうち日の目を見るかもしれませんね。

閑話休題

所用を終えたので、横須賀へと向かいます。
追浜駅から京急線の普通列車で逸見駅で下車。

ヴェルニー公園自体はひとつ先の汐入駅の方が近いのですけど
横須賀駅の方にはこちらの方がたぶん近い……はず。
某戦車アニメの影響で「いつみ」と読む方が多いそうですが、横須賀での地名は「へみ」です。


逸見駅から横須賀地方総監へと移動中、
逸見郵便局前のポストの上にココちゃんこと納沙幸子ちゃんを発見。

横須賀では来年3月まで6ケ所の郵便局で『ハイスクール・フリート』記念押印を実施中でして、
こちらの逸見郵便局ではココちゃんの記念印が押せるようです。

記念印を押すスタンプラリーはいずれまた。



横須賀地方総監です。
入場のための荷物検査を終えて逸見岸壁へ。


途中、紙コップで飲料水の配布が行われていたのでありがたく頂戴しました。
梅雨の晴れ間となったこの日はとにかく暑い……

例年の艦船公開だと乗艦するのに並ぶ必要があったりと一苦労なのですけど、
さすが海自艦で最大を誇る「いずも」です。
乗艦列はあってないようなものでスムーズに乗艦。


飛行甲板に上がるエレベータは待たないといけないませんが、
エレベータはおよそ30トンを運ぶことが出来るので乗れる人数も多い。

いよいよ飛行甲板です。
……と、その前に持ってきたものを鞄より取り出しました。


零戦ダンボーです。
情景師アラーキー(荒木 智)さんというかたが
映画『永遠の0』をリスペクトしてダンボーを改造した一点ものでしたが
反響の多さから今年の2月に海洋堂さんより一般発売されました。
秋葉原の展示会で見た青葉は一目ぼれで即購入していたのです。

「いずも」は航空母艦「加賀」と同じ全長248mということなので、
艦載機に由来するものを何か持ってきたかったのですよ。


そんなわけでダンボーとともに飛行甲板へと上がります。

飛行甲板に上がると、横須賀湾に面した左舷側に人だかりが。
青葉にも見せて―。


おお! 護衛艦の入港作業が見られますね。
「はるさめ」と「あすか」ですね。

入港作業を見守る人だかりの中にごむを司令官を発見。
青葉が遅れている間に何隻もの護衛艦が入港していたらしいです。

と、話していたら、

米海軍の方からはタイコンデロガ級巡洋艦「チャンセラーズビル(CG-62)」が出港していきました。
早めに来た人はいいものが見られましたねえ。

先週のスタンプラリーの時もですが、今日の吉倉桟橋は護衛艦が多めでした。

「あしがら」や「はるさめ」など、普段は横須賀に居ない艦も多いです。
聞き及んだ話では4月の発生した熊本地震で中断された合同演習を行なっていたために
横須賀に護衛艦が多いのだとか。


よく見てみると哨戒ヘリを搭載したまま入港している艦もチラホラ見えました。
珍しい光景ですね。

さて「いずも」の見学を続けます。

多くの人が飛行甲板で見学をしていますが、
さすが全長248mの広さでは空いているところもあります。
というわけで、零戦ダンボー発艦なのです。



「いずも」には愉快な妖精さんがいます。
昨年の初公開時に登場した馬のお面を被った「UMA」。
観艦式に伴う艦船公開で登場したファランクス(CIWS)を擬人化「ファラオ」。

観艦式のときに「UMA」に遭遇することが出来たのですが「ファラオ」は見られずじまい。

ごむを司令と見られるといいですねえなどと話していたら……いました!
しかもなんか新しいのもいる!

今回新しく登場したのはSeaRAM(シーラム)の擬人化「ラムちゃん」。
まさかの女の子設定!?
2人とも「いずも」の非公認キャラ扱いらしいです。


艦前方付近でもダンボーを撮影。
撮っていると結構注目されたりしました。


普段は見ることが出来ない第5ドック。
普段はホテルシップなどで目隠しされているのですけど、
珍しく遮る船などがいなくて見ることが出来ました。


普段は米海軍が使用している第3バースに「おおなみ」がいました。
これも珍しい事ですね。



エレベータを降りて格納庫へ。

格納庫には哨戒ヘリが1機居ました。機体番号は「68」。

横には「いずも」所属を示すようなマークが貼られています。

去年、聞いた話では護衛艦には固有のヘリがいないということでしたけど……
調べてみると、この機体に関する記事を発見しました。

<第22航空隊~航空隊の横顔~>「SH-60J 8268号機除籍見送り 平成27年3月

長崎県の大村航空基地の第22航空隊で使用されていたSH-60J 8268号機。
耐用命数の経過に伴い除籍され、「いずも」にて活用とのことです。
R・レーガンに積まれているホーネットのように訓練用機体なのでしょうかねえ……


もらったパンフレットに記念スタンプを押して退艦。


今回ののりものフェスタでは「ハイスクール・フリート(以下、はいふり)」のコラボが
いろいろとありました。


ヴェルニー公園ではカレーフェスティバルに引き続き、横須賀女子海洋学校の模擬店が出展。

付近ではアニメイトオンラインがリアル出展。
あれ?オンラインってなんでしたっけ?(ゲシュタルト崩壊)


記念押印を展開する近くの汐入郵便局が出張してきていて
シロちゃんこと、宗谷ましろちゃんの押印が出来るようになっていました。


「はいふり」の公式レイヤーさんも居たのでお願いして写真を撮らせていただきました。

途中、店番ではないレイヤーさんたちが移動しているのを目撃しました。
写真は撮れなかったのですけど、これが「はいふり」の横須賀か……ゴクリ


観光協会も「はいふり」推し。


横須賀ポートマーケットに移動しました。
こちらでは「はいふり」公式ショップが本日オープン。

また施設内のジェラートファクトリーでは

「晴風」保険委員のみなみさんこと、鏑木美波ちゃんが第3話で差し入れしていた「塩ココア」を
ジェラートとして限定販売するというので見逃せません。

まずはジェラートから。

注文したら品物とは別にカップを頂きました。
何ですかこのパンダもどき……
※後日、「はいふり」をよく見たら「塩ココア」の入ったマグカップの柄でした。

味は塩というせいもあって、
ココアの風味がありながらも甘さが控えられた、サッパリした感じでした。
とはいえ、やはり味わいは濃厚ですねえ。


続いてカフェ・ド・クルーの跡にオープンした「はいふり」公式ショップへ。
品揃えは横須賀女子海洋学校の模擬店と似た感じでしたけど
こういう拠点があるというのは「はいふり」で横須賀を訪れたファン向けには良いと思います。


この日はサブカルイベント「ミツ☆ボシ」も開催されていて
市役所広場では痛車の展示が行われていました。
残念ながらカメラ撮影は登録制みたいでしたので写真は無いのですが。

こちらの会場の露店には

はるばる茨城県の友部から「筑波海軍航空隊記念館」さんが出展されていました。
あちらも痛車イベントとかやったりしてますからねえ。

零戦ダンボーをお見せしようかなと思って鞄から取り出したら……
ああああああああ……プロペラ折れてる。
※正確にはプロペラ部分の接着が剥がれて取れてしまいました。

傷心のあまりあまりお話も出来ず。
せっかく来ていただきましたのに残念。


1日目の終わりに館山航空基地へと帰還するSH-60Kの離陸が見られました。

2日目に続く

青葉写真館
本文で紹介できなかった写真たち






2日目に続く

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